だらだら〜自由自在〜

インディーゲーム制作チーム GAME GABURI でプログラム担当してます

アバター見てきた

IMAXで見てきました。ていうか映画館に着くなり長蛇の列が目に入ってかなり驚きました。
映画館の中から外まで列ができてて、最後尾なんて50m先くらいの映画館の角を曲がってそのさらに先とかにありました。
オマエらそんなにアバターみたいのか、いや俺もみにきたんだけどさ…
俺は優雅に予約済みのチケットを受け取って列を尻目に中に入れました。いや実際は尻目にしてないけど。


3Dメガネ的なやつを受け取って、席に座るなり始まったんですが(直前CMが)
それらにも3Dが使われていてフライング気味に3D体験しました。
個人的には本編で『うおー』ってなるために見たくなかった気もしますが。


それでアバターなんですけど、やっぱり内容よりは3Dがどうだったかを語るべきですよね。
3Dは…思ったほどじゃなかったです。これは自分の中の期待に対する相対的な評価になるんですが、まぁ主観ということですが。
俺も事前にアバターの感想とかをサイトや他人の日記をみて知っていて
そのどれもが『3Dやべー』だったので期待をしすぎて勝手にハードルが上がりまくっていた結果かもしれません。


思ったほどじゃ無いと感じた理由について、以前遊園地で見たターミネーターの3D映像アトラクションを引き合いに出して
書いてみようと思ったんですが、あまりに昔過ぎで思い出フィルターが掛かりまくってそうな点と、
3D映像経験が無かったからその分感動がかさ増しされてる気がする点。
アトラクションでは、スモーク炊いてあったり席が大きく揺れたりといった演出的な相違点。
これらのことから、比べるのはあまりにフェアじゃないなーとおもったのでやめときます。


ただ、アバターにはそうでなくとも3Dを生かした映像があまりなかったんじゃないの?と思ってしまいます。
3D映像を生かすのであれば一人称視点が一番効果的なのでは無いかと思います。
なぜ銃弾を客席に向かって打たないのか、なぜ敵を投げ飛ばすのが画面の奥に向かってなのか、なんで?


あとはもっと手前(客席側)まで映像飛ばして欲しかったなー。
ネタバレ注意ですけど。
森の妖精だっけ?あのクラゲみたいなやつとかが最初に主人公に集まって来るシーン。
あの時、観客が手が届くと思わせるような距離までクラゲを飛ばさなかったのが今思うと不思議です。
遊園地のターミネーターではそれができてたよ?と思いますけど技術的な仕様とかなのかな〜。
3D映像の奥行きレンジを動的に変えられないとか。んなこと無いと思うんだけどどうなんだろう。


あとたぶん重要なこと。席の位置です。
今回おれは正面の真ん中くらいの席で見ていたんですが、個人的にはできるだけ前!少しでも前がいいんじゃないかと。
単純にスクリーンが大きく見えるからです。後ろのほうは微妙だと思う。
これは予測だけど、3D映像は全体を見るものじゃ無いと思います。一点を見るものじゃないかと。
視野は狭くて良いんです、それの方が没入感というか映像の中に入っていけるんじゃないかと思います。
あとは、映像が3Dになるのはスクリーンの長方形の内側だけです、その外側はカッティングされます。
まぁ考えたら当然みたいですけど。これが俺は気になった。なんか気になった。


なんか批判ばっかりですがまとめるとこういう事です。
思ったよりフラットだった。
思ったよりっていうのがどの程度かっていうのがミソw


じゃあ良いと思ったところを。
・大佐の悪役っぷり
・大佐の軍人っぷり
・大佐カッコいい
気づくと大佐のことばかり考えてしまいますが、他に良いところは。
話はとても分かりやすい、それはもう先が読めるほどに。でも感動することは感動するし熱くなるところでは熱くなれました。
忘れてたけどグラフィックが凄い。あのトラと人間のハーフを青くしたような連中の肌の質感やフェイシャル(顔面の動き)や
モーション。これはほえーって思いました。最近映画見ること無いからわかんないけど、不気味の谷なんてとっくに超えてて
気持ち悪いぐらいリアルに近づいてんですね〜。何をいってるんだ今更って言われそうですけど。
たぶんあれだけリアルだから最後までキモかったんでしょうね、あの青い奴らが。
ジェームズは『あるイベントを過ぎたあたりから、やつらが可愛く見えるよHAHAHA』って言ったらしいですけど。
きもかったよジェームズきもかった。



なんかそのつもりは無いんですが悪意でも見えそうなことしか書いてないな…
まぁ期待値からするとあんまりだって感じたのは事実です。でも周りの反応からすると自分は少数派なのかな?
次は是非とも友好的で後味の良い感想をかきたいものです。以上です。